【体験談】私の不育症の検査と原因と治療法。克服のための医師のアドバイスも

私はこれまで不妊治療をしてきました。
タイミング療法や人工授精では赤ちゃんができず、体外受精・顕微授精にステップアップ。

その結果、5回目の胚移植で妊娠。妊娠検査薬は陽性反応。
「赤ちゃんが、やっとできた!」といううれしさがありました。

しかし赤ちゃんは育ちませんでした
流産となり「そうは手術」を受け、大変辛い思いをすることになりました。

医師からこう言われました。
「染色体異常の検査をしてみないか?」と。

  • 染色体異常があった⇒流産することは自然
  • 染色体異常がなかった⇒不育症の可能性があることが分かる

ということのようです。

そうして染色体異常の検査(約5万円)をしたところ、染色体に異常はなし。

そのため不育症治療の専門医が紹介されました。
(不妊治療の先生も実績があり信頼できる先生でしたし、紹介された不育症治療の先生も権威のある人だったので、そこについては不安はありませんでした。)

では、私の不育症は何が原因だったのでしょうか?
また、不育症治療にはどんな検査があり、どんな治療法があるのでしょうか?

不育症治療は不安が伴うと思います。
しかし、この記事を通して、その不安が少しでも和らいだら嬉しいです。

それでは、いきましょう!

私の場合の不育症治療の検査

私は不妊治療の医師のもとで「甲状腺の検査」「ホルモン値の検査」など基本的な検査は受けてきました。

そのため、私が受けた検査は以下の2つです。

  1. 血液検査
  2. ストレス(精神)検査

この2つについて少し詳しく紹介します。

血液検査で分かることと検査費用

不育症の検査1

まず血液検査。
この検査では、「プロラクチン」「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)活性」「マクロファージコロニー刺激因子(M-CSF)」などの数値が分かります。

具体的には、下記の項目を検査することが可能です。
※自費診療のものもあるため、検査費用はクリニックにより異なることがあります。
※別途血液検査以外の検査を受ける必要があるものもあるかもしれません。

検査内容 検査費用(目安)
甲状腺関連 遊離サイロキシン(FT4) 保険適用
甲状腺刺激ホルモン(TSH) 保険適用
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体 2千円
抗サイログロブリン抗体 2千円
凝固系 活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT) 千円
プロテインC活性 3千円
第12凝固因子 3千円
プロテインS活性 3千円
自己免疫 ループスタンチコアグラント 千円
抗カルジオリピン抗体・IgG 千円
抗カルジオリピン抗体・IgM 4千円
抗PE抗体・IgG 4千円
抗PS・プロトロビン抗体・IgG 8千円
同種免疫 NK細胞活性 7千円
マイクロファージコロニー刺激因子 9千円
ヒトインターフェロンγ 8千円
インターロイキン-4 5千円
細胞外基質 形質転換増殖因子 7千円
血小板 抹消血液 保険適用
代謝 コレステロール・中性脂肪 保険適用
血糖値 保険適用

もちろんこれらすべての検査を受けるわけではありません。
不育症治療の専門医の考え方と、これまで受けてきた検査の状況によって受ける検査は異なります。

また、数値に個人差はありますし、「年齢」「精神状態」によってこれらの数値は上下します。

とはいえ、こうした数値はあまり問題ではありません
なぜならそれぞれ「治療法」があるからです。(治療法については後述します。)

ストレス(精神)検査

不育症の検査2

私が衝撃的だったのが「ストレス検査」があったことです。私の場合は「CAS性格検査」を受けました。

この検査では、

  1. 想定外な出来事への受け入れ度
  2. 情緒不安度
  3. 不信感度
  4. 罪悪感度
  5. 緊張度

が分かりました。

そして私はこれらの項目のほとんどで、精神が落ち着いていないことが判明しました。

不妊治療が長く、赤ちゃんができるかどうか不安でした。
赤ちゃんができたと思ったあとに流産しそうは手術を受けた時のショックは今でも忘れられません。

赤ちゃんができない自分の体が許せませんでしたし、自分の何が悪いのかが分からず自分を理由なく責めていたことも要因です。

しかし不育症の医師はこう言ってくれました。

「自分が頑張りすぎるということは、赤ちゃんに頑張りを強いるということだよ。頑張り過ぎず、気楽に生活することが大事」
「心は水のようなもの。いくら肥料(栄養)をやっても、水がないと生きられないから、心は大事なんです」

信頼できる医師の言葉ですから、心にとても響きました。
また「ストレスと不育症」は大きく関係していることも分かりましたし、赤ちゃんのためにストレスはよくない=考え方を変えることも大切だと思いました。

それらに付け加えて医師はこう教えてくれました。

「今回、数値が悪かったものは、心が影響している可能性があります。物理的な数値は良いんです、治療法がありますから。でも、心だけはなかなか難しい。ここを一緒に乗り越えていきましょう」

こうして向き合ってくれる医師と出会えて本当に良かったなと思います。
なにはともあれ覚えておいて欲しいのは「ストレスは妊活の敵」ということです。

ストレスと妊活の関係性とストレス解消法については大事なことなので別記事にまとめました。
「心(不安など)に問題があるかもしれない」
と思った方は、その関係性の理由だけでも知っておいてくださいね。

※なお、精神検査の検査費用は8千円でした。

不育症の2つの治療方法

不育症の治療には「投薬」「メンタルケア」の2つの治療方法があります。

投薬治療について

血液検査などで不育症の原因が分かることは良いことです。
なぜならそれらには治療法があるからです。

例えば・・・

  • プロラクチン⇒ホルモン治療(カバザール)
  • 甲状腺⇒ホルモン治療(チラージンS)
  • 自己免疫⇒抗凝固療法(バイアスピリンやヘパリンCaなど)
  • 同種免疫⇒免疫療法(ピシバニールなど)

このように、治療法がありますので、「数値が悪いから希望がない」のではなく「数値が悪くても希望はある」と言えるでしょう。

メンタルケア・ストレス対策

そして「メンタルケア・ストレス対策」も大事なことです。

別記事でも詳しく紹介しますが、赤ちゃんは育つ時に「らせん動脈」から酸素や栄養を取りこみます。

しかし、ストレスを感じると「らせん動脈」も含めた全身の血管が細くなります。
そうすると赤ちゃんへの栄養が行き渡らなくなることもありますし、「らせん動脈」は細いですから切れてしまうこともあります。

とはいえ「ストレス」は心の問題。
簡単に変えられるものではありません。

そこで特に大事な「妊娠から3週間」の間。
この間は「心の薬」をお守り程度に持っておいて、らせん動脈を補足しないように、場合によっては使うことも検討してみるように言われました。

心の問題は人それぞれ価値観がありますので「こうした方が良い」ということは言えませんが、ストレスは赤ちゃんに良くないことは分かっていますので、自分なりの発散法を見つけていきましょう。

30代以降の方は卵子ケアも行おう

卵子は生まれた時に数が決まっています。
そして常に「老化」していることが分かっており、老化した卵子の写真もNHKで紹介されました。

特に不育症治療をされている方は、体外受精などもしていると思います。
受精卵にグレードがあることも知っていると思いますし、グレードが高いほど妊娠しやすいことを肌で体感している人も多いでしょう。

そこで私は、最低限、NHKや新聞で「不妊治療に効果」と報道された「ウムリン」などのサプリメントは使用するべきだと思っています。

私はこうしたミトコンドリアサプリを使ったことで受精卵のグレードが上がったことを実感できました。

下記記事では私自身の、

  • 不妊症治療時の受精報告書
  • 肺移植報告書

も掲載しながら、ミトコンドリアサプリを使ってどう実感できたのかを紹介しています。

実感できたミトコンドリアサプリランキング!2年間の不妊症治療を乗り越えられたサプリのススメ

さいごに

平成22年に行われた不育症患者の頻度調査。
この調査にはこのようなことが書かれていました。

習慣流産は0.9%、不育症は4.2%の頻度であり、妊娠経験者の38%が流産を経験していることが明らかになった。

不育症は4.2%。
かなり頻度の低いもので、私はショックを受けました。

しかし、希望もありました。

不育症経験者の少なくとも89.5%が生児を得ていることが明らかになった。

-引用元「本邦における不育症患者の頻度調査」

つまり、不育症治療によって妊娠できる確率は高いという事です。

これを「希望」の1つとしながら、明るく、楽しく、前向きに生きていくこと。
これこそがこれから育つ赤ちゃんの一番の栄養素になるのではないでしょうか。

ウムリンが不妊治療に効果あるって本当?どこまで信頼して良いの?ウムリンが不妊治療に効果あるって本当?どこまで信頼して良いの?

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